言葉の発達

◇言葉の発達の遅れ◇

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言葉の発達の心配
赤ちゃんの時期は「おぎゃあ」から始まり、それから「あ〜」「う〜」などの「喃語」になります。

1歳頃になれば、早い子では大人の言ってることが理解できるようになってます。


まだこの頃は、言葉は発してませんが、ジェスチャーでそれを示すことができるかと思います。

例えば、我が子の場合だったら「ばいばい」、「おいで」や「ちょうだい」をすると理解してました。

この頃までは人並みで何も心配することはなかったかと思います。


1歳過ぎた頃から興味のあるものは「あッ」と指差し、「まんま」「ぶうぶ」「わんわん」など、

意味のある言葉を出し始めるそうなのですが、わが子はずっと「まんまん(喃語)」のまま・・・。
私は働いてなかったので、我が子と毎日「子育て支援センター」に通って

同じ未就学児と遊ばせてました。

こちらの職員は「もと保育士さん」なので、育児の悩みなどもこちらで相談しておりました。


「言葉の発達には個人差もあるので他人と比べて心配しないように・・・」

などと、散々まわりの人や育児本に書いてあってわかってるのですが、

目の前に同じ月例の子供がいたら、そりゃ比べちゃいますよ〜。^^;

それで、徐々に我が子の言葉の遅れに気付くんです。
それでも1歳半過ぎたころまでは「個人差があるから」と思い、軽く思ってたのですが、

子供の名前を呼んでも振り返らない、先生のダンスを真似して踊らない、

私の話を理解してるかどうかもわからない、1歳半過ぎても「まんまん(喃語)」だけ・・・。


絶対おかしいっ!!


でも、運動能力は人並みで、1歳過ぎてからすぐにあんよができ、物を掴んでボールを投げたり、

積み木をいくつか積んだり、車のように押して遊んだり・・・。


だから職員さんも

「2歳になってから急に出るって子もいるから心配しなくても大丈夫」と言う程度。


「もしかしたら、耳が聞こえないんじゃないか・・・」

と思ってはみたものの、実際大きな音がすれば振り返るし、

「初めての子供だから神経質になりすぎてるんじゃないか」と家族に言われる始末・・・。
そんなある日、未就学児も参加できる幼稚園でのイベントがあったので親子で行った時のこと。


ママさん同士でお互いの子供の発育について話をしてたら幼稚園の先生が、

「おすすめするわけじゃないけど、そんなに心配なら

病院に「ことば教室」があるから行ってみては・・・」

と言われ、先生のお子さんも言葉の発音が悪いので通ってるとの事。


「ことば教室」とは、言葉やコミュニケーションに心配のある子供が、言語療法士さんによって

個々にあった指導をしてくれるという教室です。


現役の先生も子供に悩み、病院などの施設に頼ってるんだ〜、と妙な親近感がわき、

早速私達も病院へ行くことにしました。
病院だからといって、頭に色んなものを付けて調べるわけでもなく、1歳半検診の時のような

「積木がいくつ積み上げられるか」「名前を呼んだら返事、あるいは振り返るか」

という確認から始まりました。


我が子は積木は積み上げられるのですが、名前を呼んでも振り返らない。

他にも「お片付けができるか」「言葉を理解しているか」などの簡単なテストをし、

3枚ほどの用紙に「普段ここまではできる(例えば、階段を1人で登れる、滑り台が滑れるなど)」

事柄が記載されてるので、できるものに○をつけていって

今、わが子はどのくらいの年齢(月齢)レベルなのかを調べてもらいました。
その結果、運動能力、行動、理解力、思考能力などは年齢(月齢)平均範囲なのですが、

言葉を発することだけが9か月程度というレベルだということがわかり、

これは知能ではなく、聴力に問題があるのでは?ということで、

今度は幼児を対象とした聴力検査を行うことにしました。


スピーカーから音が聞こえたらスイッチを押すという単純な検査法なのですが、

スイッチを押したら(音がでている時だけ)目の前のおもちゃが光り、

子供にとっては楽しい遊びになるよう工夫されてます。


子供が飽きずに検査を行ってくれるよう、

上手にスイッチが押せたら拍手をして大いに褒めてあげます。
検査の結果、高音がどうも聞こえづらいとの事。

その原因が何かと考えていたら、先生が、「いつも鼻水が出てるの?」


見たら、鼻水がたらたら・・・。

そういえば、1歳をすぎたあたりから、風邪でもないのに鼻水がしょっちゅう出てるような・・・。


幼児はまだ上手に鼻がかめないので中耳炎になりやすく、

発見が遅れるとそれが原因で難聴になる場合があるそうです。


そして、耳の聞こえと言葉の発達は密接な関係があります。

耳がよく聞こえていないと、発するべき発音が上手に理解できないからです。
そこで今度は耳鼻科のほうへ行ってABRという検査を行うことに。

最近では子供が生まれたらすぐにこの聴力検査をしてくれるところが増えてきましたが

私の子供は生まれてすぐに集中治療室行きだったので、その検査をしてはいませんでした。


幼児は動くので軽い睡眠剤で眠らせてから検査を開始します。

睡眠剤は飲むタイプとお尻に入れるタイプとがあり、わが子は飲み薬でした。


軽い睡眠剤なので、すぐには眠らず、私が病院内を抱っこしたままウロウロし、うとうとした頃

医師に渡すというやり方です。
ヘッドフォンを装着し、そこから特殊な音を出して脳波の反応を調べるというものだそうです。


その結果、耳も異状なしということで、我が子で考えられるのは、

アレルギー性鼻炎による鼻づまりから耳が聞こえづらくなってるのでは?との事。


例えば、健常者の場合「ばいばい」と聞こえるのが その時の耳の調子によって

「がいがい」に聞こえたり、「わいわい」に聞こえたりしてるらしいです。


その時の状況を見て、自分なりに一生懸命考えて、

その内、「手を振る」=「ばいばい」=「さよなら」の合図と解釈することができるので

普通の子供よりは時間がかかるそうです。
こればっかりは体質なので仕方ないとの事。

ただ、頭をいつもフル回転してまわりを見て判断して考えてるそうなので、

「頭の体操だと思って ゆっくり見守っていきましょう」というのが先生の判断。


耳鼻科ではとりあえずアレルギーのお薬と鼻水のお薬を1か月分いただいて様子見。

そして、わが子の場合は言葉よりもまず、集中力をつける訓練をはじめるよう、指導されました。


大人もそうだと思いますが、聞きたい音が聞こえづらい時はどうしますか?

「耳を澄ます」という言葉がありますが、この言葉の意味は

「聞こうとして注意を集中する」とあります。


我が子は耳が聞こえないわけではないんです。

「聞こえづらい」のです。

だから、集中力を身につければ言葉を聞くことができ、理解し、言葉も出てくるとの事でした。
ここまで検査をして、耳も知能も異常なしであったのが、まず母親である私がホッとしました。


幼稚園の先生が言ったとおり、素人の私が「もしかしたら・・・」とあれこれ心配してるより、

病院で検査してもらった方が原因がはっきりして、心配が1つ減るかと思います。

だからといって、今も我が子は言葉が少なく、毎月「ことば教室」に通ってます。


今 2歳になった我が子は「絵合わせパズル」をしながら言葉を覚えています。

「りんご」のカードを持って、同じカードを合わせるという単純なゲーム。


それでも子供にとっては新鮮な遊びなのでしょう。

「んご!!」と言いながらカードを合わせてます。

「ねこ」も「んこ」です。^^;


「この楽しい時期は今しかないから、ゆっくり育てばいいよ」

今はそんな気持ちで見守ってる感じです。
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